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社長コラム

SNSで仕掛けるよりはコツコツ継続させる方法を考えるのが得意

先日から、SNSやWEBメディアのコンテンツ制作についてのご相談がいくつかありました。
バズらせることをお望みになるところと、安定して記事を出していきたいというご要望のあるところと、だいたい2パターンのリクエストがあると思います。

「フォロワーが増えないので、何か仕掛けてほしい」
「放置気味になってしまうので、安定して運営できるようにしたい」

それぞれお気持ちは痛いほどわかります。
私もさまざまなメディアでコアメンバーとして運営していますから、お悩みを持たれておられる姿を見ると、自分ごとのように胸が痛いです。

Cropはコツコツ派

どちらかというと、Cropではコツコツ継続させる方法を考え、手が足りない部分を代行する形が多いですし、短期間で成果を出すより長期的な目標を立てることをおすすめすることが多いです。

バズらせる方法もあると思いますが、とはいえコツコツ運用せずに、出来立てのアカウントで仲間もいない状態でいきなりバズるということはほぼありません。コツコツ皆で悩みながら運用していくと「こういうのどう?」とアイデアが出てきて、いつもの更新やそのアカウントが背負っている環境の中で「じゃあやってみよう」とやってみたものがたまたまヒットする、バズるのではないかと思っています。

そのため、できる範囲内でまずは定期的に更新できる形を考えましょう。
そして、炎上(=悪評)にならないような範囲を探り、その中で思い切ってできそうなことを思いついたらやってみましょう、と私もいつも考えているし、お伝えするようにしています。

SNS運用のゴールはファンを増やすこと

SNSを運用してファンが増えると、困った時に助けてくれる存在になります。
フォローせずに見守ってくださっている人もいます。その方もアカウントを自分ごととして見てくれていればファンの一人です。フォローの数とイコールではないと思います。

そのファンは社内にいる人間ではないのに、心配してくれたり、期待してくれたりしてくれて、こちら側が何か発信したときにアクションしてくれるほか、困ったときに「私にできることはないですか」と言ってくださる存在です。

ファンは実店舗では作りやすいかもしれませんが、なかなかお客様に直接会わない(コミュニケーションを取らない)業種だと掘り起こしが難しいです。SNSはその一助になるというか、相互にコミュニケーションも取れて、今まで自分たちが抱えられなかったファンという味方ができるSNSはすごいなぁ、面白いなぁと思います。

何かを仕掛けてドンと人がそのときに来たとしても、事業や会社やお店は使い捨てではないですから、まずはコツコツ更新から始まってアカウントを育てるようなイメージで進められたらよいのではないかと思います。アイデアを思いついたら、そのときはファンに嫌われない程度を見極めて、やってみる。

SNSの投稿の文を考えたり、どんな内容にしていこうか考えるときは、私はそんなふうに考えながら実行しています。

ABOUT ME
Crop万谷
株式会社Cropの代表取締役、万谷絵美です。社内ではライター、ディレクター、プランナーを兼務しています。和歌山市出身、関西学院大学総合政策学部卒。
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